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【イベントレポート】素形材経営セミナー (未来志向型素形材経営)『ものづくり企業のDX ~現場に新たな価値をどう生むか』

【イベントレポート】素形材経営セミナー (未来志向型素形材経営)『ものづくり企業のDX ~現場に新たな価値をどう生むか』

2021年5月28日にオンライン(zoom)で行われた、素形材経営セミナーにMusashi AI 藤田 圭佑が登壇しました。

弊社では「人にはもっと人らしい仕事を」を理念にAI(人工知能)を生産現場に導入し、搬送や目視検査など長時間にわたって繰り返す高負荷作業の自動化を目指しております。2019年11月に武蔵精密工業からAIに特化した形で分社化をし、同じ課題を持つお客様に弊社のAIシステムのご提供を開始しており、その具体的な取り組み事例をご紹介しました。

イベント詳細はコチラ

いただいた質問とその回答

・カメラの解像度はどれくらいですか?

 - カメラの解像度は、検出したい欠陥のサイズと、検出対象のパーツの大きさで決まります。
 - 欠陥サイズが10pixel以上映り込むカメラを選定しています。

・欠陥が発生しない製造ラインの仕組みづくりは行っていますか?

 - はい。AI外観検査機が導入されている生産ラインについて、外観検査機より前の工程からの生産状況を基に
  どういった条件の場合に不良が発生するのかを分析し、不良の発生しない製造ラインづくりを目指しています。

・SDVの停止精度は?

 - 現在開発中のSDVはCCS(カメラ)による停止精度±100mm、ライントレースによる停止精度±5mmを目指しています。

・カメラは高い位置に設置できれば、広範囲が見渡せるため、高い方が良いですか?

 - 高い位置にカメラを設置した場合、1pixel値の認識範囲が大きくなってしまう為、停止精度とのトレードオフになります。

所感

AIによる外観検査/SDVによる搬送共に具体的な質問があり、実際に導入を検討しているのだと感じました。
また、製品不良を発生させないようにする仕組みづくりについても高い関心があると感じました。

最後に、イベントを主催いただいた一般財団法人素形材センター様、イベントにご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

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